検診•予防

糖尿病の人や予備群は骨粗鬆症になりやすい
南デンマーク大学とフェロー諸島大学の共同研究チームが発表した研究によると、若者のスポーツと思われているサッカーは、実際には運動や心臓の能力を向上させる効果に加えて、骨を丈夫する効果があり、転倒や骨折のリスクを抑えられるということが判明しました。サッカーをプレイすることで、身体能力が向上し、骨密度も改善し骨粗鬆症の予防にもつながったということです。
さらに今回の研究は運動経験のない人に限定したため、体力差が少なく、参加者は均等に参加することができました。日常的に運動をしない人でも、楽しくチャレンジ出来そうですね!
また、ヨーテボリ大学のマーニ氏は、「サッカーを始めるのに、歳をとりすぎている、ということはありません。ただし、過度の運動はかえって身体的な障害を高めるおそれがあるので、無理をしないことが大切です。」と、アドバイスしています。話ができるくらいのペースで、仲間との交流を楽しみながら行いましょう。
サッカーにより心肺機能と筋力が向上すると、階段を登る、買い物をする、自転車に乗る、ガーデニングなどの日常的な身体活動も容易にできるようになり、生活の質が改善されていきます。これを機に、サッカーを始めてみてはいかがでしょうか?
【参考元】
55- to 70-year-old women and men with prediabetes get stronger bones with football training(南デンマーク大学健康科学学部 2018年7月27日>
Osteogenic impact of football training in 55- to 70-year-old women and men with prediabetes(Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports 2018年7月26日
Football is Medicine(Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports)
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