2020.08.13

便が赤い!これって大腸がん?痔?気になる症状があるときは検査を

便は健康状態を示すバロメーター。
便の回数、状態、色などがいつもと違うときは、身体が悲鳴を上げているサインかも…。
とくに、赤い血が混ざった状態の便は思わぬ病気が背景にある可能性もあります。

そこで今回は、血が混ざった便が出たときにどのように対処すればよいのか詳しく解説します。

便に血が混ざる原因とは…?

便は私たちが口から摂り入れた飲食物が消化されてできるもの。
その過程では、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸とさまざまな消化管の内部を通ります。
そのため、この消化管のどこかに出血が生じていると便に血が混ざることがあるのです。

出血が生じた場所によって血の混ざり方が異なる?

ですが、便の血の混ざり方は出血が起きた部位によって大きく異なります。
というのも、血液は胃で産生される胃酸に触れると、鉄分が酸化されて黒くなる性質を持つからです。
つまり、食道・胃・十二指腸など胃酸に触れる可能性がある部位に生じた出血は、便に混ざると黒くなることに…。
このような便は「タール便」と呼ばれ、黒くドロッとした悪臭を放つのが特徴です。
一方、小腸や大腸など胃酸の影響を受けない部位に出血が生じた場合は、血液が酸化されることなくそのまま肛門まで送られるため、赤い血液が混ざった便が出るようになります。

便が赤くなる原因は?

便が血液によって赤くなる原因は、上でも述べた通り、小腸や大腸で出血が起きているからです。これらの部位に出血が生じる原因には次のようなものが挙げられます。

・がん
・炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎など)
・大腸憩室炎
・感染性胃腸炎
・痔

そのほか、血液が固まりにくくなるような病気や血液をサラサラにする薬を服用中の方も、些細な刺激で小腸や大腸から出血して赤い血が混ざった便が見られることがあります。

便に赤い血液が混ざると大腸がんの可能性も!?大腸がんってどんな病気?

健康的な状態であれば、小腸や大腸から出血することはありません。
便に赤い血液が混ざったということは何らかの病気がある証拠です。
しかし、血が混ざった便…といえば「痔」を思い浮かべる方も多いはず。
痔は年代を問わず男女ともよく見られる病気の一つです。
そのため、赤く染まった便自体も適当にやり過ごしてしまう方は思いのほか少なくありません。

一方で、便の状態のみを観察しても大腸がんなどの重篤な病気によるものなのか、痔によるものなのか区別するのは困難です。
軽く考えて検査を受けず、手遅れになってしまった…というケースも多々あります。

放置すると手遅れになる可能性もある大腸がんの特徴について詳しく見てみましょう。

大腸がんはがん罹患率トップ!

※罹患率とはがんになる確率のこと

大腸がんは、男女合わせると全てのがんの中で発症者が最も多いがんであることが知られています。
一年間で100万人近くの方が大腸がんと診断されており、37万人ほどの方が大腸がんのために命を落としています。

大腸がんの原因は?

大腸がんで亡くなる方は、20年間でかつての1.5倍も増えているとのこと。

大腸がんは、運動不足、肥満、飲酒、喫煙、赤みの肉やソーセージなどの加工肉の過剰摂取など生活習慣に大きく関わる要因によって発症リスクがアップすると考えられています。
生活の欧米化などからこのような生活習慣の乱れがある方が増えたため、現在の日本では大腸がんになる方が増えていると考えられているのです。

また、大腸がんは遺伝しやすいがんの一つ。
20代、30代の若い世代の方が発症する危険もあるため、同じ家系に大腸がんになった方がいる場合はとくに注意が必要です。

 

大腸がんは早い段階で見つければ治る見込みが高い!

大腸がんは早期段階で発見できれば、5年生存率は90%以上。
逆に進行して周辺のリンパ節や他の臓器に転移が生じた場合の5年生存率は20%を切るとのこと。

つまり、大腸がんはできるだけ早い段階で治療を行えば、治る見込みは十分に高いと言えるのです。

血が混ざった便が出たら、どんなタイミングで病院に行けばいい?

便に血液が混ざるということは、身体に何らかの異常があることを意味します。
そのため、血が混ざった便が見られるときは、できるだけ早めに病院を受診することが大切です。
近年では、便を検査機関に郵送して血液が混ざっているか調べることができる「郵送検査」なども行うことができます。
しかし、便に血が混ざっているか否かを調べただけでは、どのような原因が潜んでいるのか調べることは不可能です。

便のことを医師や看護師に相談するのはちょっと恥ずかしい…と感じる方も少なくないでしょう。
ですが、便は健康のバロメーター。血液が混ざった便は大腸がんなど命に関わる病気によって引き起こされているケースもあります。
しかも、大腸がんは若い方が発症することも…。
気になる症状があるときは「単なる痔」などと考えずに適切なタイミングで医師の診察を受けるようにしましょう。

監修 内科医師:成田亜希子

健やかショップにこのような商品があります。

大腸がん検査

大腸がん検査

以下の情報に間違いがないかご確認ください。
なお、以下は必須項目となりますので、全ての項目へのご入力をお願いいたします。

必須

必須

セイ必須

メイ必須

性別必須

生年月日必須

本人区分必須

郵便番号必須

都道府県必須

市区町村必須

番地必須

ビル・建物名・部屋番号

電話番号必須