2018.10.12

アスペルガー症候群とは?

自閉スペクトラム症のひとつ、アスペルガー症候群

 

アスペルガー症候群とは、自閉スペクトラム症(ASD)に含まれる障害で、広い意味での「自閉症」のひとつです。自閉症と同様に、「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「パターン化した行動、興味・関心のかたより」があるものの、言語の発達の遅れがなく、知能の発達に遅れがある人もほとんどいないことが主な違いとされています。

ただし、スペクトラム(spectrum)が「連続体」という意味を持つように、自閉症とアスペルガー症候群はひとつながりのもので、ボーダーラインを引いてはっきりと区別できるものではありません。幼児期には典型的な自閉症の特性を持っていた子に、思春期以降はアスペルガー症候群の特性が強く現れることもあります。

アスペルガー症候群は言語や知能が一定のレベルにあるため、一見して障害があることが分かりにくい場合が多々あります。そのため、当事者も家族もアスペルガー症候群であることに気づかず、成長とともに対人関係の不器用さなどによって定型発達者(発達障害者でない人)との違いに気づくことが特徴のひとつとも言えます。

出典: http://www.gov-online.go.jp

<引用>理解する ~発達障害って何だろう?~ | 政府広報オンライン

アスペルガー症候群の発生頻度・男女差について

知的発達の遅れがなく、言葉も流暢な非定型自閉症の人々も含めた、広い意味のアスペルガー症候群の発生頻度は、自閉症よりも多いことが分かっています。
性別では旧来より男性のほうが多いものとされてきましたが、近年になって、女性については「対人関係の悩みを抱えておりながらも診断につながっていない」人々が、それまで考えられていたよりも多いということが分かってきています。

アスペルガー症候群の特徴・症状とは

アスペルガー症候群の子どもや大人は、前述したように知的な問題はなく、やや変わっている印象を与えるものの、高学歴であったり特定の分野に高い能力を持っていたりします。そのため、本人も気づいていない場合があり、たとえば短時間の面接だけでは当事者であるか判断がつかないことがあります。

アスペルガー症候群を持つ当事者に対しては、周囲の理解と適切な対応が大切です。たとえば、当事者が苦手な状況に遭遇した場合に、自らを落ち着かせるような工夫をさせたり、それを補助するような対応をしたりといった支援をします。

当事者は状況や環境、一緒に働く相手などに合わせて推測しながら動くなどの柔軟な対応をとることが難しいため、限定的で定型的な役割を単独で任せたり、指示者として具体的な行動指示を出せる人を配置したりといった配慮が求められます。

こうした発達障害の当事者に対する職場での指導方法に関しては、障害者就労センターで相談できます。また、当事者が直接訓練を受けたり、職場へジョブコーチを派遣するよう依頼したりすることも可能です。

なお、アスペルガー症候群は、とくに成人の診断が難しいとされています。疑わしい場合は、まず指示などを工夫するよう試してみるにとどめ、職場での言動や振る舞いだけを見て、安易にアスペルガー症候群と決めつけるのは避けましょう。支援のために診断を要する場合は、必ず発達障害の専門機関に診察をしてもらうようにします。

<監修医師>

菊池祐二郎 医師
山王メディカルセンター 血管病センターにて診療に従事。
東京医科大学病院在籍中は主に心臓手術・血管外科を担当し、さらにその関連施設では人工透析管理に従事。心臓や血管に疾患のある患者様に元気な日常生活を送っていただけるよう、患者様お一人おひとりにもっとも適した治療法を考え、行っている。

専門:血管外科
経歴:東京医科大学卒、医学博士/前東京医科大学心臓外科医長
学会活動:日本外科学会認定外科専門医・認定医/日本循環器学会認定循環器専門医/日本脈管学会認定脈管専門医/日本抗加齢医学会認定抗加齢医学専門医

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